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ネットワーク機器のトラブル |
| インスタグラムでも報告したように、毎年年末にシステムの接点クリーニングと大掃除を行ないましたが、作業後にネットワーク機器のトラブルが見つかり、問題個所の特定に手間取るなど、その顛末を取り上げたいと思います。
接点クリーニング作業 過去にもお知らせした通り、システムメンテナンスとして年1回のペースでオーディオシステム各接点のクリーニング作業を行なっています。この作業はもう少し長いインターバルでの接点クリーニングでも良いのですが、何もせず3年以上放置すると徐々に聴感で分かる変を感じる状態になります。特に電源コンセントやプラグの劣化が音に影響を与えます。経験上接点の劣化が聴感でも分かるようになる時間は、接点の部位にもよりますがおおむね3年が目安でしょうか。劣化の進みはごく小さなものですから、ごく普通の環境であれば1年くらいの変化を聴感で確認することはまずできないと思います。それでも1年分の劣化は進んでいると思いますので、聴感で気が付かない間に、ということ、作業タイミングを忘れないということで1年ごとと決めています。この作業を始めたころは接点だけだったのですが、ここ数年はラック下のホコリなどの掃除も含め、システムを一度バラして普段手の入らないところも掃除するようになりました。アンプ類の接点クリーニングもラックに収めたまま作業するより楽になります。
クリーニング後はラックを組みなおし、各ケーブルの結線を済ませると、音出しチェックを行ないます。アナログプレーヤー、CDプレーヤー、ネットワークプレーヤーと順調にチェックは進んでいきましたが、AVアンプのネットワーク再生で躓きました。私の環境ではQobuzの再生をネットワークプレーヤーのNodeとAVアンプのRX-A6Aで行なうことができます。Node+DC801のDACの組み合わせがメインで2chステレオ再生を楽しんでいますが、ごくたまにRX-A6AのDSPを使ったマルチチャンネル再生を聴く場合もあります。Nodeでの再生に問題は在りませんでしたが、RX-A6Aでは再生中に音が途切れます。結線しなおしたばかりなので、LANケーブルなど再度チェックしてみましたが症状が改善ません。とりあえず解決を先送りにして、残りの映像系など動作チェックを先に済ませてから解決に取り組みことにしました。
トラブル個所の特定に惑わされる まず結論から先にお知らせすると、今回のトラブルの原因はリスニングルーム内のスイッチングハブでした。ただ、これを特定するのに少し時間がかかってしまいました。まず、我が家のネット環境は、上流から光終端とルーターを兼ねたホームゲートウェイ、各部屋に分岐するスイッチングハブを通してWiFi(アクセスポイントモード)と各部屋に有線で送られています。リスニングルームの有線LANは1系統で、室内でスイッチングハブで分けられNode、RX-A6A、映像配信用にAppleTV4K、そしてリモート操作用としてBDプレーヤー、プロジェクターに接続しています。 同じスイッチングハブにつながるNodeでのQobuz再生に問題はなく、RX-A6Aで跡切れが発生するということで、RX-A6Aの再起動やLANケーブルを交換するなどいろいろと試してみても改善されません。念のためNASのDLNAサーバーからの再生を試してみると、やはり途切れが発生します。そこでもう一度下流からLAN接続を確認していくことにして、まずはリスニングルーム内のスイッチングハブを経由しない接続を試してみました。すると音楽再生が途切れることがなくなります。この時点でようやくハブに問題がありそうだと分かりました。そこで以前使用していた予備のハブを使っての接続すると問題なく再生されるので、どうやらスイッチングハブに問題がありそうです。 しかし、同じハブを使っているNodeは大丈夫で、RX-A6Aで音楽再生が途切れたのでしょう。試しにNodeの再生中にLANケーブルを外してみると、そこから16秒〜17秒再生が続きます。つまりLAN接続が切れてもバッファーに残っているデータが無くなるまでは再生が続くようです。今回ハブのトラブルは瞬間的にLAN接続が切れるというもので、Nodeの場合一度切れてもバッファーのデータが終わる前に、LAN接続が復帰するので、演奏自体が途切れることはないのだと思われます。RX-A6Aも当然バッファーは十分に搭載されているはずですが、アプリが常にLAN接続を監視しており、リンクが途切れると再生を止め、演奏をリセットするように動作しているようです。実際に演奏が途切れるとその曲の最初に戻るので、そのようにコマンドが再送される仕組みなのかと思います。
LBuffaloのSW6-GT-8NSはNode導入時にそれまでのハブが5ポートで、数が足りなくなったので導入しました。使用開始から6カ月ほどなので、おそらくこの個体のみの初期不良と考えられ、現在メーカー保証にて点検・修理をお願いしています。また、同型のハブを他の場所で2台使用中で、こちらは8年以上トラブル無しで運用できていることを付け加えおきます。入れ替えにNetGearを選んだのは、興味本位で単純に他メーカーのハブで音の違いを試してみたかっただけです。 ということで、昨年末はじたばたしていましたが、接点クリーニングで動作チェックしたおかげでトラブルを発見できて良かったです。また、今回のことでさらにいくつかの発見がありました。これについてはもう少し検証したいこともあり、次回以降に報告させていただきます。ご期待ください。 2026/1/22 HOTEI(松浦正和) |
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*本稿でご不明な点、ご質問などございましたら「こちら」までご連絡ください。 スピーカー位置の検討についてのご質問では、お部屋の写真を添付いただけると、イメージがつかめます。その際は正面、後方、左右、天井方向の写真とごく簡単で結構ですので、お部屋の縦横高さの寸法をお送りいただけましたら助かります。 |