|
- Get to Grips
- Blues Grinder
- After Hours (The Antidote)
- See the New
- So What
- Show Me (Your Love)
- Nite Spice
- Summer Smile
- Cool and Funky
レーベル：4th & Broadway 1992年作品（U.S.A.)
|
ロニー・ジョーダンのデビューアルバム。打ち込みのリズムを中心としたHipHopサウンドとフルアコースティックギターがこれほどうまくマッチした作品は少ないように思います。ロニーのプレイはまだ若さが垣間見えますが、活きのよさと実力は既にトップレベルの魅力が感じられます。 トラック5の「So
What」などを採り上げるなど、ジャズを基調としたプレイながら、どちらかというインプロビゼーションは少な目で、ジャズを中心に聴きたい向きにはもっとアドリブプレイをと少しもの足りなさを感じるかもしれませんが、リズムのよさは抜群でこれぞ求めていたものと思ったのは私一人ではないと思います。 Audio
One Point
オーディオ的聴き方では、さすがに打ち込みやループエフェクトなどを多用している関係上どちらかというとナローレンジといえるでしょう。ただ、空間系エフェクトなどがセンス良くちりばめられており、2ch録音ながら、サラウンド感や、前後感を広く感じさせる部分でハッとする効果が味わえる部分が面白く、ハモンドB3オルガンを再生するレスリースピーカーのドプラー効果がうまく活かされています。
***** HOTEI *****
Jan.23.2003
|
