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- Here To Stay
- And Then I Knew
- The Girls Next Door
- To The End Of The World
- We Live Here
- Episode D'Azur
- Something To Remember
- Red Sky
- Stranger In Town
レーベル：Geffen
1995年(U.S.A.)
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Geffenレーベルの作品としては最後となるアルバム。Letter From Homeからのコンセプトを受け継ぎ、ぐっとR&Bのリズムを強調したサウンドを展開した会心作といえるでしょう。例によってメセニーのギターは全曲に渡って自由自在、緩急自在に変化をみせリスナーを圧倒します。アレンジの緻密さや独創的なリズムのアプローチなどレギュラーグループならではの素晴らしさが魅力で、特に本作ではそのカラフルな変化をたっぷり堪能することが出来ます。ストレートでスマートながら、どこかノスタルジックな素朴さを感じさせるサウンドはまさにメセニー・グループの真骨頂で、ファンには本当にたまらないアルバムです。
Audio One Point
パット・メセニー・グループのアルバムはマルチトラック録音なのに、どうしてこれだけ息が合うのだろうと驚いてしまうのは演奏のうまさだけでなく、録音・マスタリングのうまさがあってのこと。それを毎回感じさせるのですが、本作に至りECM時代には無かったほどの完成度を感じとっているのは、私ひとりではないと思います。録音は比較的オーソドックスなバランスを採ってますし「際だって」という部分は感じさせませんが、じっくり聴けばその凄さが分かるような録音のうまさが感じられるアルバムだといえるでしょう。いわゆるオーディオ的なインパクトを深さ方向に展開するとこうなるという非常にマニアックな録音といえるかもしれません。
***** HOTEI *****
Mar.5.2003
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