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That Certain Feeling
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Soon
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Fascinating Rhythm
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Prelude II
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How Long Has This Been Going On?
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There's A Boat Dat's Leavin' Soon For New York
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My Man's Gone Now
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Maybe
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Our Love Is Here To Stay
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'S Wonderful
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I've Got Plenty O' Nuthin'
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Nice Work If You Can Get It
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Bess You Is My Woman / I Loves You Porgy
レーベル:GRP
1991年作品(U.S.A.)
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ジャズの歴史に大きな影響を与えたガーシュイン。彼の楽曲はスタンダードとして今も多くのミュージシャンが演奏し続けています。デイヴ・グルーシンがそのガーシュインへのトリビュートアルバムとしてまとめたのが本作です。 ガーシュインの名の下に多くのミュージシャンが集ったという意味でタイトルに「コネクション」という言葉が使われたのではないかと思いますが、チック・コリア、リー・リトナー、エディー・ダニエルズなどGRPのアーティストが共演したアルバムとしても大変豪華な仕上がりになっています。
もちろん、アレンジはすべてグルーシンの手によるもので、現代的で、美しい、グルーシンのサウンドが全編に展開します。積極的につっこんだ聴き方をしても、リラックスして聴いてもどちらでもいける楽しさが感じられるアルバムです。
Audio One Point
GRPレーベルのアルバムらしく、ハイクォリティな録音が楽しめます。音場展開なども広くまたアコースティック楽器からエレクトリック楽器、さらに管楽器からストリングスまで楽曲により様々な楽器編成となっていますので、これをチェック用CDにしている人も多いようです。アルバム最後の"Bess You Is My Woman / I Loves You Porgy"では、ピアノとストリングスだけというシンプルなトラックですが、その表現の幅は広くこれが情感豊かに再生できるかはひとつのチェックポイントになるでしょう。ただ、録音時のレベル設定に問題があったのでしょうか、ピアノの強奏部で僅かに歪み感が感じられるのが残念なところです。
***** HOTEI *****
Jun.8.2003
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